東京都墨田区吾妻橋に本社を置き、各種飲料水の製造・販売などを手がけるアサヒ飲料株式会社が制定。
日付はココロもカラダも健康な「いい(11)とし(14)」(良い歳)と読む語呂合わせから。「人生100年時代」を迎えるにあたり、自分の健康を見つめ直す日。また、同社の健康飲料を生活の中に取り入れてもらうことで、より多くの人の健康をサポートすることが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の健康飲料には、特定保健用食品=トクホ、機能性表示食品、乳酸菌活用飲料がある。
トクホ(特定保健用食品)
効果や安全性の審査で健康の維持増進に役立つ科学的根拠が認められ消費者庁長官から表示が許可された食品。通称「トクホ」「特保」と呼ばれる。健康増進法に基づく特別用途食品に含まれる。
1991年に導入された制度だが、認知度が低かったため、政府がヤクルト本社にトクホを取得するように提案し、1998年認可された。
医薬品ほどの効能がない食品機能を保証する制度であるが、審査が厳しく認可取得に関する費用と時間がかかり過ぎることが問題視されてきた。当初の所管は厚生労働省であったが、2009年9月に製造所固有記号の届出などとともに、消費者庁の食品表示課に所管が変更されている。
審査にあたっては消費者庁から専門家からなる内閣府消費者委員会へ諮問がなされ、消費者委員会の出した答申を参考にして消費者庁が許可・不許可を決める。通常は消費者委員会の答申通りの決定がなされるが、消費者委員会が「適切でない」としたノンアルコール飲料2種について、消費者庁が許可する事例が発生した。消費者委員会の答申が覆されたのはこれが初めて。
臨床試験では、数十人の被験者数で行っていた企業が多かったが、6人といった企業もあり、2012年には基準策定が模索されてきた。
健康飲料NAVI 120秒で納得!「トクホ」と「機能性表示食品」のちがいって何? サントリー
【人生100年時代をどう生きる?】ライフシフト【アニメで解説】