3月30日今日は何の日?:信長の野望の日
神奈川県横浜市港北区に本社を置き、歴史シミュレーションゲームソフト『信長の野望』の開発・販売を手がける株式会社コーエーテクモゲームスが2013年(平成25年)に制定。
1983年(昭和58年)この日、株式会社光栄マイコンシステム(後に「光栄」→「コーエー」→現「コーエーテクモゲームス」)が第1作目となるコンピュータシミュレーションゲーム『信長の野望』を発売した。記念日は、この発売から30周年を迎えたことを記念したものであり、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。パッケージイラストは、愛知県豊田市の長興寺所蔵の重要文化財「紙本著色織田信長像」をモチーフにしたものである。
「信長の野望」について
『信長の野望』は、日本の戦国時代をテーマとしたゲームであり、日本のゲーム市場において「歴史シミュレーション」というゲームジャンルを確立した。多くのファンから愛され、現在もシリーズ化されている人気のゲームソフトである。2017年(平成29年)11月30日にシリーズ第15作目となる『信長の野望・大志』が発売された。このゲームは35周年記念作品であり、「全ての戦国好きに捧げる、最高の戦国体験」をコンセプトにしている。『信長の野望』シリーズでは、プレイヤーが大名家の当主となり、内政で自国を富ませて軍事力を蓄え、他の勢力を合戦で討ち滅ぼすことで全国統一を果たして戦国の世を終わらせるのが最終的な目的となる。後のシリーズでは合戦だけではなく外交によって支配下に置くことでも統一、惣無事令の発布もできるようになった。本シリーズの特徴は、作品名に2,3,4…などの数字が付かないという点が挙げられる(同社が発売している「三國志シリーズ」では数字が付く)。2作毎に大きなシステム変更がある点も一つの特徴で、奇数作(1,3,5…作目)で新機軸が打ち出され、偶数作(2,4,6…作目)で奇数作の特徴を生かしつつ、規模を拡大したり、多少の調整を行っている。ただし、第10作『蒼天録』では、第9作『嵐世記』の新要素である「諸勢力」こそ引き継がれたものの、ほとんど別の作品となっているなど、21世紀に入ってからの作品では必ずしもこの原則が当てはまらなくなりつつある。「信長」というタイトルではあるが、第2作の『全国版』以降は織田信長だけでなく、登場する大名全てをプレイヤーキャラクターとして選択可能(第1作では、2人プレイのときのみ武田信玄が選択可能)になり、また、第3作の『戦国群雄伝』以降では配下武将も登場し、プレイヤーの手腕によって実際の歴史を覆すことが可能となっている。さらに、史実に沿ったゲーム展開を行うと現れる「歴史イベント」も多数用意されている。第4作の『武将風雲録』では、攻め込んだ国の経路によっては古戦場も登場する。しかし、その古戦場は越中の倶梨伽羅峠(源平時代)や、長門の下関(馬関戦争)、薩摩の鹿児島市内と櫻島(西南戦争)など、必ずしも戦国時代の古戦場が出るとは限らない。『覇王伝』以降では、拡張パックであるパワーアップキットが発売され、同じ作品をより楽しめるようになっている。
wikipedia