なぐブロ

音楽大好き、ギター大好き、カメラ&写真大好き、デジタルガジェット大好き、美味しいもの大好き、日々の生活の中で気になったもの、興味をもったものを自分なりの視点で取り上げて紹介しています。

日記 生活

6月4日今日は何の日?:蒸しパンの日

投稿日:

北海道札幌市豊平区に本社を置き、パン・菓子・米飯などの製造・販売を行う日糧製パン株式会社が制定。

日付は「む(6)し(4)」(蒸し)と読む語呂合わせから。子ども達にも食べやすい「蒸しパン」を、朝食やおやつなどにもっと食べてもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

 

蒸しパンの歴史

蒸しパン、あるいはパンの起源は明確に解明されていないが、原料であるコムギが栽培され、小麦粉に加工され始めた時期から作られるようになったと推測されている。水と小麦粉で捏ねた生地を醗酵させず、ただ焼いただけのものは約1万年前からメソポタミアやエジプトで食べられていた。やがて偶然から、こねた生地に酵母を作用させて焼くと食味が増すことが発見される。エジプトで創造されたパン作りの技術は、地中海の沿岸からヨーロッパ北部へと広まっていった。

中国大陸には前漢の時代にコムギの栽培と効率のいい碾き臼がシルクロードを通じて伝来した。コムギは乾燥した気候の華北で広く栽培されるようになり、収穫された後に粉に挽かれる。これを水でこね、甑や蒸篭など、中国に古来から存在する蒸すための調理器具にかけて加熱調理する。生地を醗酵させないまま蒸した窩々頭や、発酵させてから蒸したマントウは華北地方の主食として定着した。さらに餡(中身)を入れた包子や点心など、中国独特の粉食文化が花開いた。

日本に饅頭が伝来したのは、室町時代とされている。一般的に中国では餡を詰めた蒸しパンを包子、中身なしをマントウと呼ぶ。しかし日本に伝わった後は、中身入りながら「饅頭」と呼び習わされるようになった。 安土桃山時代には南蛮人によって、西洋式のパンの作り方が伝えられた。しかし江戸時代に入ると鎖国政策やキリスト教の禁止などでパン製造はすたれ、長崎の出島で暮らすオランダ人のために細々と作られるのみだった。この頃の日本人がパンを食べた記録は残っていない。当時の日本人の口には、パン独特の酵母菌による醗酵臭が合わなかった事や、聖体としてキリスト教の儀式と密着していたパンは、キリスト教を厭う世相から製造が忌避されたといわれている。

江戸時代中期に出版された料理文献の中に、パンの作り方を載せていたものがある。しかし生地の醗酵に甘酒を使うなど、作り方は日本の饅頭に近い物だった。ちなみにこの製法のパンは長崎出島以前の平戸の頃から行われていたオランダ東インド会社からのオランダ使節団(期間は1633年~1790年まで)にも振舞われたという。

鎖国が解かれた後の明治時代にパンの製法が一般的に確立され、マントウや饅頭に近いパンは一掃された。一方、膨張剤となる重曹の入手が手軽になり、これを使って醗酵の手間を省き、日本に古くからある調理器「蒸篭」にかけて作ることができる蒸しパンは、子どものおやつや米にかわる代用食としても食されるようになる。大正時代の米騒動の頃に玄米パンと呼ばれる玄米の蒸しパンが誕生した。見た目は餡を抜いた饅頭のようなもので、あまり美味しいとはいえず、当時の不景気を象徴するものだった。また、玄米パンを自転車で商売をしていた地域も大正~昭和一桁台(一部では昭和20年代)の頃にかけて存在していた。なお、昭和10年代には大日本帝国陸軍の軍隊調理法でレシピが紹介されている。

第二次世界大戦後はGHQの支給された小麦粉を使用し、ベーキングパウダーと混ぜて捏ねたものを電熱器(木枠に金属板2枚を入れていた器具『パン焼き機』も存在した)または、文化鍋で調理し、代用食(当時は電気パンと呼ばれていた)にしたり、砂糖が貴重だったため、さつまいもや栗を混ぜておやつとしても食されていた。

昭和30年代には、ロバ(実際には木曽馬を使用)に荷車を引かせて販売していたロバのパン屋が一世を風靡した。

1970年代以降に普及したスーパーマーケットや、1980年代以降に普及したコンビニエンスストアでは、商品の回転の速さに対応できるため、日持ちのしない蒸しパンも流通経路に載せられるようになり、大手製パン業者も蒸しパンを製造販売するようになった。黒糖・ヨモギ・サツマイモなどの伝統的な風味のもののほか、チーズ、チョコレート、マンゴーなどの新しい風味のバラエティーも増えつつある。

また、2008年以降、米粉のパン類への利用が増えるようになる中、米粉を加えたもちもちとした食感の蒸しパンも作られるようになった。

 

蒸しパンの作り方

小麦粉、鶏卵、牛乳、砂糖、塩、ベーキングパウダー(重曹でも可)、バターを混ぜて小さなカップに流しいれ、蒸し器で20分から30分蒸かして作る。

近年では、小麦粉とベーキングパウダーに代わりホットケーキミックスを用い、蒸す代わりに電子レンジで過熱する(30分の蒸しが1分半の加熱で済む)、手軽に作る方法が考案されている。

蒸しパンは甘くやわらかく消化吸収がよいため幼児のおやつに使われる。その際は野菜を練りこむと幼児に不足しがちなビタミン類の摂取に役立ち、母親の味としてより記憶に残りやすいともされる。

 

 

卵も牛乳も入れずに美味しい「黒糖蒸しパン」の作り方|How to make a Japanese-style brown sugar steamed (subtitle)

 

 

 

top

top

-日記, 生活
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

7月11日今日は何の日?:YS-11記念日

全日空のYS-11 1962年(昭和37年)の7月11日、初の国産旅客機YS-11が完成した。 YS-11は日本航空機製造が製造した双発ターボプロップエンジン方式の旅客機で、第二次世界大戦後に初めて日 …

3月3日今日は何の日?:金魚の日

日本鑑賞魚振興会が制定。江戸時代、雛祭りの時に金魚を一緒に飾る習慣があったことに由来する。 キンギョ(金魚)は、コイ科フナ属で、フナの突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚で …

1月16日今日は何の日?:薮入り

「薮入り(やぶいり)」は、かつての奉公人の休日。 かつて町屋(商家)などに住み込んで奉公していた丁稚や女中などの奉公人が、主家から休暇をもらい実家へ帰ることのできた日。「宿入り」「宿下がり」「宿降り」 …

6月30日今日は何の日?:アインシュタイン記念日

1905年(明治38年)の6月30日、アルベルト・アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文「運動する物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』に提出した。 アイン …

3月14日今日は何の日?:円周率の日

日付は円周率(π)の近似値3.14から。 3月14日は、多くの国で「3-14」の順に(特にドイツなどでは「3.14」と)表記され、円周率の小数表記「3.141592653589793238462643 …

side

なぐ:50代のおじさんです。
音楽、ギター、写真、ガジェットと多趣味で好きなことは夢中になるタイプ。最近は5ヶ月で25kgのダイエットに成功。