東京都品川区荏原に事務局を置き、美味しいソフトクリーム作りに励む会社で構成される日本ソフトクリーム協議会が1990年(平成2年)に制定。
1951年(昭和26年)のこの日、明治神宮外苑で行われた米軍主催の「アメリカ独立記念日」(7月4日)を祝うカーニバルで、ソフトクリームの模擬店を立ち上げ、日本で初めてコーンスタイルのソフトクリームが販売された。
同年9月には百貨店で本格的に販売され、人気を呼んだ。アイスクリームをコーンスタイルで食べるという食べ方は、今では身近になったが、当時の日本人にとっては、珍しくて、かっこいい食べ方だった。
「ソフトクリーム」は和製英語で、英語では「soft serve ice cream」である。ソフトクリームのルーツは4000年前の中国といわれており、長時間煮た牛乳を雪で冷やして柔らかく固めて糊状にした氷菓で、食感は現在のシャーベットに近いものであった。当時、牛乳はとても貴重な飲み物で、その氷菓はお金持ちのシンボルだった。
1931年、アメリカ合衆国でアイスマシンとフリーザーを1つの箱に収めたオートマティック・ソフトサーブマシンが開発され今のような形のソフトクリームが誕生した。基本的な原材料はアイスクリームとほぼ同一であるが、ソフトクリームの場合は調合した液体原料を、ソフトクリームフリーザーと呼ばれる専用の機械に直接投入し、機械の中で高速攪拌しながら冷凍させて原料の中に空気を注入させていき、一定の軟らかさが得られたところで原料を機械から取り出す。一般的には回転している機械の中からレバー操作で搾り出すものが多い。
材料3つで特別な機械なしで作れる!簡単すぎる『自家製ソフトクリーム』Homemade soft serve ice cream 3 ingredients