東京都千代田区二番町に事務局を置き、豆乳についての広報活動や豆乳資格検定試験などを実施している日本豆乳協会が2008年(平成20年)に制定。
日付は10月は国民の祝日「体育の日」もあり、健康や体のケアに気を付ける月であることから。12日は「とう(10)にゅう(2)」(豆乳)と読む語呂合わせから。豆乳を飲み続けることで、体の中から美しさを引き出してもらい、豆乳市場の活性化を図ることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
この日を記念して、日本豆乳協会では全国の高等学校を対象とした「スポーツ×豆乳キャンペーン」を実施している。10月中に、学校行事として体育祭やスポーツイベントを実施する学校を対象に、学校に在籍する生徒の人数分の豆乳を提供する。スポーツに親しむ少年少女たちの「スポーツや運動後に飲む豆乳」をすすめ、豆乳の良質な植物性たんぱく質で、筋肉や骨をより丈夫にしてもらおうという考えである。
豆乳について
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉した飲料である。別名ソイミルク。発祥は中国で、パオズ(包子)などの朝食とともによく飲まれており、暖かい豆乳に砂糖を加えた甘い豆乳などがある。
牛乳に似た外観と食味があり、大豆特有の青臭さがある。この風味を好む人も多いが、飲みづらいと感じる人もいるため、果汁を加えたり砂糖などで甘みを加えた飲料も販売されている。なお、煮詰めた汁を濾して残った繊維質のものがおからである。
スーパーやコンビニなどで売られている豆乳(類)商品は、JAS規格で「(無調整)豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分かれている。大豆を絞った乳白色の液状そのままの豆乳が「無調整豆乳」。この無調整豆乳に少々の塩や砂糖などで飲みやすく調整したものが「調製豆乳」。この調製豆乳に果汁や紅茶(フレーバー)などで味付けしたものが「豆乳飲料」である。
豆乳の栄養成分と効能
別名「畑の肉」とも呼ばれる大豆を原料としているため、豆乳には良質なたんぱく質が豊富に含まれています。 また、女性にとって忘れてはならないのが大豆イソフラボン! 女性ホルモンと似た働きがある大豆イソフラボンと、サポニンという美肌効果が期待できる栄養素がたっぷりなんです。また、ビタミン類やオリゴ糖といった栄養素も豊富に含まれており、美容が気になる女性にとってはうれしい効果が期待できるものばかりとなっています。
■たんぱく質…人にとって必要不可欠な栄養素。筋肉や皮膚、爪、髪などを健康に保つ。
■ビタミンB群…脳の働きを維持する。不足すると集中力の低下やイライラなどにつながることも。
■ビタミンE…女性ホルモンの分泌を調節。血流を促進し、冷えや肩こりを緩和する作用がある。
■レシチン…記憶力を高め、脳の老化を予防。動脈硬化を予防する。
■サポニン…肥満予防や、アレルギー症状を和らげ、免疫力を向上させる効果も。
美肌効果
豆乳には豊富なビタミン類が含まれており、美肌効果に期待できます。また、大豆イソフラボンの効果でお肌の新陳代謝を整えてくれる効果も。ニキビや乾燥肌に悩んでいる人にもおすすめです。美肌を目指したい人は、豆乳を日常的に取り入れてみるとよいかもしれませんね。
ダイエット効果
ダイエット中に気になるコレステロールに、豆乳に含まれているサポニンが効率よく働きかけます。余計な脂肪分を分解し、肥満予防に繋がるでしょう。コレストロール値が気になる人にもおすすめです。お料理やデザートにうまく取り入れてみてください。
便秘の改善
豆乳にも含まれる大豆由来のオリゴ糖は腸内環境を整える働きを促進し、自然なお通じへと導いてくれる効果が期待できます。便秘でお悩みの人は、毎日豆乳を飲み続けるだけで体質改善の効果があるかもしれません。
高血圧予防
血圧が高くなりやすい人にも豆乳はおすすめ。サポニンの作用で血液に含まれている脂肪分が分解され、血流を促す効果が期待できます。また肥満予防、動脈硬化の予防にもなり、健康面において良いことづくめですよ。
【健康美容】豆乳の女性に嬉しい5つの効果!最大限に引き出す方法