東京都葛飾区青戸に本社を置き、カプセル玩具「ガチャ」の自動販売機および商品の販売などを行っている株式会社ペニイが制定。
日付は同社の創立記念日である1965年(昭和40年)2月17日から。
同社は日本で初めて「ガチャ」を導入した会社である。年齢・性別を問わず幅広い人々に愛されている「ガチャ」の魅力をさらに多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ガチャについて
「ガチャ」は「カプセルトイ」とも呼ばれ、何が出てくるか分からないのが楽しい「手のひらサイズのサプライズ商品」である。
そんな「ガチャ」は高度経済成長期の真っ只中の日本において、初めて導入された。それはペニイの前身である株式会社ペニイ商会によるもので、アメリカから輸入し、日本に上陸した。
1965年に町の小さな店の片隅に日本で初めて「ガチャ」の自動販売機が導入された。初期は10円機が主流だった。
小さなカプセルがぎっしり詰まったマシンに子ども達はみんな釘付けになった。ここから「ガチャ」の歴史が始まり、今では子どもから大人まで幅広い世代に愛される商品となっている。
ガチャ(カプセルトイ)は、カプセル自動販売機によるミニ玩具の総称。また、玩具以外の商品が入っているケースもある(後述)。ひとつの販売機に(同一シリーズの)数種類の商品が入れられており、その中のどれかが無作為に出てくるという場合が多い販売システムである。またカプセル自体は半分透明で内容物が見えるものが多い(透明ではなく中に何が入っているのか秘密にしているものもある)。
本体のコイン投入部に硬貨をセットしてレバーを回転させることで商品を取り出すものであり、使用する硬貨の種類や枚数によって10円用、50円用、100円用、200円用、500円用などの種類があり、封入されている商品の価格に合わせた機種が用いられる。なお、硬貨ではなく別売の専用メダルを用いるものもある。2019年、バンダイが電子マネー払いに対応した「スマートガシャポン」の設置を開始した。
カプセル自動販売機自体はアメリカで考案されたものである。球体ガムの小型自動販売機がその始まりとされ、やがて球体ガム以外に球体カプセルに小さな玩具を入れた販売も始まり、アメリカで流行した。
日本には1965年にアメリカから輸入され、1970年代に全国各地に広まった。参入するメーカーも増えていき、オリジナル玩具に加えて版権キャラクターものも投入されるようになるとますます普及していった。駄菓子屋やスーパーマーケットなどによく設置されており、一箇所に複数台の機器が置かれている場合が多い。食玩やフィギュアなどの流行とともにカプセルトイも多種多様に増え、2000年代以降はカプセル自動販売機のみを数十あるいは百台以上並べた専門店も登場したり、観光地に設置してご当地グッズを扱うケースもある。ユニークな設置例として、和歌山電鐵の「おもちゃ電車」では鉄道車両の車内に、西日本鉄道の観光向け循環バス「ぐりーん」ではバス車内にカプセル自動販売機を設置している。
公衆電話ガチャがクオリティーの鬼だった!