なぐブロ

音楽大好き、ギター大好き、カメラ&写真大好き、デジタルガジェット大好き、美味しいもの大好き、日々の生活の中で気になったもの、興味をもったものを自分なりの視点で取り上げて紹介しています。

アート ギター 音楽

The Olivia Tremor Controlの『Dusk at Cubist Castle』はサイケでPOPでコンセプチュアルな隠れた超名盤。

投稿日:

『Dusk at Cubist Castle』

Elephant 6の代表格バンドThe Olivia Tremor Controlによる架空の映画の架空のサウンドトラックというコンセプトで作られた1stアルバム。ビートルズとビーチ・ボーイズと60年代のサイケデリック・ロックをごちゃまぜにしてシェイクしたら…こうなりました。みたいな音楽。

『Dusk at Cubist Castle』からは、驚くべき早熟性が満ち溢れ、つむがれる幻想世界、ギター・ノイズが押し寄せてくるハイになったようなサイケデリックな光景、絡まりあうヴォーカルのハーモニー、テープ・マニピュレーション、何層にも重ねられたパーカッションとオーヴァダブが、次々と湧き上がってくる。1枚のアルバムに27曲収録。1分に満たない楽曲や延々とノイズまみれの音が続いたり、奇想天外なごちゃ混ぜ感…しかし、アルバムを通して聴いてみると、見事にひとつの世界観に収まっている不思議なアルバム、12曲目から21曲目までは「Green Typewriters」という同一タイトルだったり…オモチャ箱をひっくり返したようなバラエティー豊かな音楽性。そして、1990年代を代表する超名盤だと思う。ぜひ、一度聴いてみて欲しい。

  1. “The Opera House” – 3:12
  2. “Frosted Ambassador” – 1:02
  3. “Jumping Fences” – 1:52
  4. “Define a Transparent Dream” – 2:49
  5. “No Growing (Exegesis)” – 3:00
  6. “Holiday Surprise 1, 2, 3” – 6:11
  7. “Courtyard” – 2:57
  8. “Memories of Jacqueline 1906” – 2:15
  9. “Tropical Bells” – 1:40
  10. “Can You Come Down with Us?” – 2:18
  11. “Marking Time” – 4:28
  12. “Green Typewriters” – 2:22
  13. “Green Typewriters” – 0:24
  14. “Green Typewriters” – 0:59
  15. “Green Typewriters” – 2:11
  16. “Green Typewriters” – 1:10
  17. “Green Typewriters” – 0:38
  18. “Green Typewriters” – 1:38
  19. “Green Typewriters” – 9:39
  20. “Green Typewriters” – 1:21
  21. “Green Typewriters” – 2:39
  22. “Spring Succeeds” – 2:25
  23. “Theme for a Very Delicious Grand Piano” – 0:57
  24. “I Can Smell the Leaves” – 1:50
  25. “Dusk at Cubist Castle” – 7:35
  26. “The Gravity Car” – 1:45
  27. “NYC-25” – 4:39

 

The Olivia Tremor Control

ウィル・カレン・ハート (Will Cullen Hart)、ジェフ・マンガム( Jeff Mangum)、ロバート・シュナイダー (Robert Schneider)、ビル・ドス( Bill Doss)、ジュリアン・コスター (Julian Koster)、ジョン・フェルナンデス (John Fernandes)、エリック・ハリス(Eric Harris)がメンバー。彼らの音楽センスが、野心的過ぎるコンセプトにも関わらず、地に足の付いた、聴きやすいアルバムが完成させた。そして、これも確かなことだが、同じジャンルの偉大なバンドたちと同様に、Olivia Tremor Controlは、奇妙な実験的音楽と絶妙なソングライティングとのバランスを取って、「Revolution 9」のようないろいろ詰め込みすぎの複雑な曲を避け、代わりに、魅力とカリスマに溢れた「Would’t It Be Nice」みたいな曲を書いたのだ。

 

 

 

 

top

top

-アート, ギター, 音楽
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

Fire HD 10を10倍楽しむ方法【其の1】Bluetoothアンプと組み合わせる

  どうも、なぐです。今日はamazonの低価格エンターテインメントタブレットのFire HD 10を10倍楽しむ方法という事で、Fire HD 10を思う存分楽しむ方法をレビューしたいと思います。 …

愛の不時着はOSTも名曲揃いで最高です。

    どうも『愛の不時着』大好き…なぐです。わたしも御多分に洩れずNetflixで『愛の不時着』度ハマリして観ておりました…。終わってしまうのがもったいないので、最終回はずっと観ずにしばらく置いてお …

トラベルギター Travelcasterは軽量・コンパクトなのにフルスケールで弾き心地も良し!インパクトのあるデザインでおすすめ!

いつでも、どこでも気軽に持ち運べて弾けるトラベルギターが欲しいって思いませんか?ギタリストならギターを弾くことを趣味としている人なら、一度は思ったことがあると思います。 でも、いざ買おうとすると、小さ …

【おすすめイヤホン】AVIOT TE-D01gvはクリアでシャープな高音質・高機能で高コスパの実力派

どうも、日常7〜8本のイヤホンを取っ替え引っ替え使っているイヤホン大好き…なぐです。(笑) 今日は、クリアでシャープな高音質・機能充実で高コスパの実力派 AVIOT TE-D01gv1 のレビューです …

NiziU『Take a picture』 MV リアクション動画まとめ

ついにNiziUの2ndシングル『Take a picture』のMVが公開されました。今回もカワイイの大渋滞で明るく楽しいMVに仕上がっています。そんな訳でYoutubeにアップされたリアクション動 …

side

なぐ:50代のおじさんです。
音楽、ギター、写真、ガジェットと多趣味で好きなことは夢中になるタイプ。最近は5ヶ月で25kgのダイエットに成功。