蕎麦猪口が好き。
どうも、なぐです。自分の場合いろいろな趣味とか好きなものが多くていろいろ集めたり、集まってきたりして物に埋もれて生活しておるのですが…
その中のひとつが『蕎麦猪口』です。もともと「江戸時代マニア」でして、出来る事なら…タイムマシンがあるなら…ぜひとも江戸時代へ行って、江戸庶民の暮らしをこの目で見てみたい…と思っているくらいでして…
そんな思いの中から江戸時代の雑器としての蕎麦猪口に興味を持ちまして…いろいろ調べたり集めたりしております。蕎麦猪口は実用の為に生まれた器で、絵付けなども素朴でシンプルで飾り気のない実用目的の物が多いですが…そこがイイのです。
庶民の手によって使われてきた器…まさに『実用の美』です。そもそも使うために生まれてきたこの小さな器を愛でて…日々の暮らしの中で使っていこうと言うことです。
蕎麦猪口とは?
もともとはお酒を飲むお猪口や小鉢、湯飲みなどは、すべて「猪口(ちょこ)」と呼ばれていました。なかでも江戸末期に庶民の間でお蕎麦屋さんが流行った頃、頻繁に使用されるようになったのが口径5~8cmくらいの猪口。
そこで、この猪口をお酒を出すのに使われていたお猪口と区別するために「蕎麦猪口」と呼ぶようになったそうです。
蕎麦猪口の口径は今でもだいたい5~8cmくらいで、高台がなく、口へ向けて直線的に広がる形をしているのが特徴です。
蕎麦猪口の原点は白い磁器肌に呉須(藍色)で絵付けされた古伊万里だといわれています。
蕎麦猪口1つで普段の食卓からおもてなしまで、シーンを問わず様々な使い方ができ、いろんな種類のものを集めてみたくなります。
蕎麦猪口で珈琲を飲む。
そこでオススメしたいのが『蕎麦猪口珈琲』です。もともとはお蕎麦のそばつゆを入れるための器ですが、手に馴染む小さなサイズ感と持ち安さ…この器を日々の暮らしの中で使おうと言う事です。いつもの珈琲をコーヒーカップではなく、和の雑器である『蕎麦猪口』に入れて飲む…これが心地よいのです。いつもと違う暮らしのテンションになります。ほっと一息つきたい時に『蕎麦猪口珈琲』です。ちょっとリッチな癒しの時間となります。
蕎麦猪口をお料理の器として使う。
馴染む小さなサイズ感と持ち安さなので、小鉢がわりとしていろいろ使えます。ここで紹介しているのは自分が良く作る一品料理でコンビニなどで売っているサラダチキンをほぐした物を盛り付け、しゃぶしゃぶ用のゴマだれをとろ〜りとかけて刻み葱をのせたもの
冷奴を盛り付けて胡麻味噌のタレをかけたものなど、見栄えも良くて食事のテンションがちょっと盛り上がりますよ。