キユーピーグループに属する会社で、東京都調布市に本社を置き、サラダ、総菜、麺とパスタ、デザートなどの食品を製造・販売するデリア食品株式会社が制定。
日付は「マカロニサラダ」の主材料であるマカロニの形が数字の1に似ていることから、1が「サ・ラ・ダ」と3つ並ぶ1月11日に。幅広い世代に愛されている「マカロニサラダ」の魅力をさらに多くに人に知ってもらい、「マカロニサラダ」を日本の食卓に定着させることが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
マカロニサラダについて
マカロニ(Macaroni)は、イタリア料理で使われる麺類であるパスタの一つで、主に穴の開いた棒状のパスタを指す。語源は、イタリア語のマッケローネ(Maccherone)の複数形マッケローニ(Maccheroni)。小麦粉に塩を加えてこねた後、筒状の成形器具に入れ、圧力を加えて押し出して中空状に成形する。
マカロニサラダは、茹でたマカロニを野菜とマヨネーズで和えて作る。日本ではゆで卵、短冊切りのハム、薄切りのキュウリ、ニンジン、キャベツ、リンゴ、缶詰のウンシュウミカンなどを混ぜて供する。スーパーやコンビニなどで売られる惣菜では、マヨネーズ以外にコクを出すためにサラダ油を加えることが多い。
マカロニ
マカロニ(macaroni 英語: [ˌmækəˈroʊni] フランス語: [makarɔni])は、イタリア料理で使われる麺類であるパスタのひとつ。語源は、イタリア語のマッケローネ(Maccherone)の複数形マッケローニ(Maccheroni)。
今日的用語ではマカロニはパスタの一部(マカロニ⊂パスタ)だが、中世のイタリア南部では長らく、“マッケローニ”という言葉は、ロングもショートも穴開きも穴無しも含めた、パスタ全般(マカロニ=パスタ)を意味していた。
国や地域によって、意味するパスタの形状に違いがあるが、工場で生産された乾燥したものを茹でて使うことが多い。日本では短い穴の開いた棒状や貝殻状のもの、意匠を凝らしたものなどの総称で指すのに対し、イタリア語のマッケローニは主に穴のあいた棒状のものを指し、普通茹でる際に適当な長さに折って用いる。英語では、穴の開いた棒状の短いパスタのみを意味するが、英語圏の中でもニューヨークやフィラデルフィア周辺のイタリア系アメリカ人は、パスタ全般を指す言葉として使っている。
いずれも、小麦粉に塩を加えてこねた後、底に環形の穴(内側の円盤は棒状の支持材で固定する)をいくつか開けた、筒状の成形器具に入れ、圧力を加えて押し出して中空状に成形する。長さは押し出しのスピードと、切るタイミングの調整で決める。現代の工場生産では、回転する刃で高速に切断することで、短いマカロニを作る。曲り具合は、主に環状の穴を開ける向きで決まる。穴の形を変えると変則的な形のマカロニを作ることができる。現在は円筒形が主流であるが、元は菱形であった。
俗説ではマルコ・ポーロが中国から持ち帰った小麦粉を練った食べ物を教皇に献上した際、あまりの味の良さに「おお、すばらしい(Ma Caroni)」といったことが命名の由来とされているが、マルコ・ポーロが帰国したのが1295年で、その前の1279年にジェノヴァの公証人が作成した財産目録に「マカロニ一杯の箱」とあり、名称の由来ともども中国から持ち帰ったとする説も、認められるものではない。イタリアの語源辞典では大麦のお粥のようなものからとしているが、『食文化百科』では「小麦などを練る」の「マッカーレ」から派生した「マッコ」を語源にしているという。はっきりとした事情は不明だが、少なくとも14~15世紀のイタリアでは、小麦粉を練って成形、茹でて料理したものの総称として「マカロニ」の語が使用されていた。今日のように穴の開いたパスタを表わす語となったのは、17世紀以後とされる。
【マカロニサラダ】見たことがない本当に美味い作り方 家庭料理