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1月19日今日は何の日?:のど自慢の日

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1946年(昭和21年)の1月19日、NHKラジオの「のど自慢素人音楽会」が始まったことを記念して日本放送協会(NHK)が制定。

初めての聴取者が参加できる娯楽番組であった。第一回の予選では、モンペや復員兵スタイルの人が朝早くから900人も集まった。予選通過者は30人で競争率は30倍。人気のあった曲は「りんごの唄」「旅の夜風」「誰か故郷を思わざる」などだった。当初は鐘もなく、司会者が口頭で合格者に「合格です」、不合格者には「けっこうです」と告げていた。

この日は「のど自慢の日」であるとともに「カラオケの日」ともされる。9月の第2土曜日は「ファミリーカラオケの日」、10月17日は「カラオケ文化の日」となっている。

 

NHKのど自慢

日本各地の都市(年に一度国外からの場合もある)を巡回し、アマチュア(原則)出場者が、書類審査、会場での予選審査を経て本番組に出場し、持ち歌を歌い、採点され競うものである。

毎回書類審査と会場での予選審査を勝ち上がった18組の出場者が自慢ののどとパフォーマンスを披露し、ゲスト審査員2人を交えた審査により、チャンピオンと熱演賞(審査員特別賞)が1組ずつ表彰される(以前は20組や22組や25組の頃もあった。また、海外公演は25組もしくは30組が出場する)。

1947年から1970年3月までの番組名は「のど自慢素人演芸会」。この当時までは漫才や浪曲、ものまねなどを披露する出場者もおり、現タイトルとなってからも、1970年代前半頃までは歌以外の芸を披露する者が稀に見られた。

出場者は様々で、中にはプロ歌手を目指す者やアマチュアバンドのメンバーもいる。また、日本人のみに留まらず、在日外国人(黒人演歌歌手として、後にプロデビューを果たしたジェロなど)や日系南米人、交換留学生などが出場することもある。年に一度行われるグランドチャンピオン受賞者を中心に、後にプロ歌手やタレントとしてデビューした者もいる。

予選会を「NHKのど自慢予選会」として全出場者の歌を放送することもある。基本的には会場となる各地の放送局のみでの放送であるが、NHK BSプレミアムで「NHKのど自慢予選会」として放送することもある(2012年9月15日深夜(同年9月16日未明)に千葉県木更津市での予選会の模様が放送された)。またNHK以外での放映したケースでは、地域のケーブルテレビ局エリア(大阪狭山市・市制施行30周年記念事業の一環として2017年7月16日分予選)などの例もある。

また、総合テレビとNHKワールド・プレミアムのみの放送であるが、毎年12月の最終日曜日には「NHKのど自慢 熱唱熱演名場面」と題して1年間に放送された熱唱の名場面を総集編として放送している(その他、番組の裏側も紹介している)。

長らく参加可能年齢が15歳以上の高校生からとなっていたため、2014年度までは中学生以下は出場できなかった。そのため、そういった児童・生徒の受け口として衛星第2テレビで本番組に出場できない中学生以下を対象にした「BSジュニアのど自慢」の放送もあった(2004年終了)。2015年度から12歳以上の中学生も出場できるようになり、出場者の年齢層が大幅に広がった。

タイトルロゴにデザインされている鳥は、スズメがモデル。

歴史

番組の企画者は、『NHK紅白歌合戦』も企画立案したNHK音楽部のプロデューサー、三枝嘉雄(健剛)。軍隊時代に経験した余興大会にヒントを得たという。

1946年1月19日にラジオ番組「のど自慢素人音楽会」として、東京都千代田区内幸町のNHK東京放送会館(現在の日比谷シティの場所)から午後6時(18時)から1時間30分、公開放送されたことが始まり。翌1947年に「のど自慢素人演芸会」と改称(このタイトルで1970年3月22日まで放送)。1949年10月ごろから、宮田輝アナウンサーが17年あまりにわたって毎週司会を務めていた。テレビ放送は1953年3月15日午後2時(14時)から2時間放送したことが始まりで(ラジオと同時公開放送)、当初はスタジオのあった東京での公開のみ放送された。なおこの第一回目の放送をラジオで募集したところ最終的に応募者数は900名を超えたという。

1965年度までは別な番組と平行して放送されていた。単独放送となったのは1966年度からである。宮田輝アナウンサーが新たに始まったNHKの大型公開番組『ふるさとの歌まつり』に移った1966年から1970年まで、番組の人気は下降した。起死回生策が図られるもことごとく失敗し、1967年4月から1969年3月まで東日本・西日本地区で司会が異なり、更に1969年度の1年間は地域ブロック単位に分割される形で、各地区の拠点局のアナウンサーが司会を務める形式となっていた。1970年4月に現在の「NHKのど自慢」にタイトルを変更。伴奏も、それまでのピアノとアコーディオンが交互に弾くスタイルから、ファイブピースバンド(スリーピース+ピアノ+シンセサイザー)に変更。程なくして金子辰雄が司会に就任してから人気が回復した。

毎週地方からの中継のため、全国を結ぶカラー放送用マイクロ回線網が完成するまで白黒放送が続けられた。本番組はNHK総合テレビでの中ではカラー化が遅れた番組の一つであり、カラー化されたのは1971年4月である。なお、その後も一部の回は白黒で放送された。NHKアーカイブスの番組表検索によると、本番組が最後に白黒で放送されたのは1971年9月5日だが、当時の新聞縮刷版のテレビ欄では同年10月3日、翌1972年3月26日放送分が白黒となっている。なお、年1回の全国コンクールは、1964年の「入賞者大会」からカラー化された。

1970年からは全国各地を巡回する 公開生放送(原則)で行っている。

ハイビジョン放送は1994年11月からのBSアナログハイビジョン実用化試験放送から行われている。2010年4月4日放送分からアナログ放送およびNHKワールド・プレミアムにおいて、16:9レターボックス放送を開始。

2015年に放送70周年を迎えるにあたり、出場資格を高校生以上から中学生以上に引き下げの上]、キャンペーンイメージキャラクターにSMAPが起用され、香取慎吾がスペシャルMCとして不定期出演。また同年8月30日の放送回(神奈川県秦野市)、同年12月6日の放送回(千葉県柏市)ではSMAP全員がゲスト出演し、この秦野市・柏市の回は12:15 – 13:30までの拡大版として放送された。翌年1月11日(騒動の発端となったSMAP解散報道の2日前にあたる)のチャンピオン大会にも出演した。

 

 

NHKのど自慢テーマ曲

 

 

 

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