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12月5日今日は何の日?:バミューダトライアングルの日

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1945(昭和20)年12月5日に、「バミューダトライアングル」とされる海域内で訓練中だった米軍機が5機すべて突然消息を絶ってしまう事態が発生…。

それまで同海域で遭難したと思われていた船や飛行機が主に個人や民間のものだったのに対し、軍機が行方不明になってしまったことは、バミューダトライアングルの信憑性を高める結果となり、この事件は瞬く間に世界へと広がりました。

このフロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島の三点を結ぶ三角形の海域では、100を超える船や飛行機が行方不明になっていると言われており、魔の三角海域「バミューダトライアングル」(Bermuda Triangle)として有名になった。

超常現象を取り扱う雑誌や書籍、テレビ番組の報道によると、通過中の船舶や飛行機が突如何の痕跡も残さず消息を絶つ海域とされる。また、消息を絶つ直前にコンパスや計器の異常などの兆候があるという。その原因にはいくつかの仮説が唱えられ、ブラックホール説、宇宙人説、メタンハイドレート説、マイクロバースト説などがある。

この伝説に基づいて、多くのフィクション小説、映画、漫画などが製作されている。しかし、実際にはこの海域のみ遭難事故が多いという事実はなく、魔の三角海域が「伝説」として広く知られるにつれ、「遭難が多発する地帯」という誤った認識が広まってしまったという指摘もある。

 

遭難を怪事件へ

バミューダトライアングルが魔の三角海域として知れわたったのは、チャールズ・ベルリッツ著書『The Bermuda Triangle』(1974年、日本語題『謎のバミューダ海域』)からである。同書は世界20か国語に翻訳され、総発行部数500万部以上の世界的ベストセラーとなり、この伝説が人々の間に広く知られることとなった。

しかしアリゾナ州立大学図書館の司書であるローレンス・D・クシュは著書『Bermuda triangle mystery solved』(1975年、日本語題『魔の三角海域』)で、ベルリッツが書いた36件中少なくとも23件は事実の誤認・歪曲・誇張・創作によるもの、バミューダトライアングルの伝説は要するに故意に作られたもので、それはまず杜撰な調査に始まり、ついで誤った概念や間違った推理、あるいは人々の興味や関心を煽ろうとする作家・超常現象としての支持者たちによって故意にあるいは無意識的に作られたものに過ぎないと主張しており、以下のような指摘をしている。

「事件」について書かれた記事を引用する際に勝手に内容を改変し、単なる遭難事故を「怪事件」に仕立て上げてしまう例や、関連書籍等で事例として取り上げられた遭難事故の記録が存在しない、完全な作り話である例もあるという(『トンデモ超常現象99の真相』などを参照)。また、ある種の特異な事例(完全な晴天時に乗組員のみが消えてしまうなど)のほとんどは事実を誇張、または歪曲したものであることが分かっている。また、下記関連書籍でも調査の結果指摘されているように、バミューダトライアングルの「伝説」が広く知られるようになるにつれ、来福丸転覆事故やシティ・オブ・グラスゴー号遭難事件、ベラ号遭難事件のように大西洋上の異なる海域(数百キロ、あるいは1000キロ以上離れた場所)で起きた事故や遭難もバミューダトライアングルで遭難したかのように語り継がれることが増え、実際にこの地域で起きた事故を遙かに上回る数の遭難が関連付けられることとなった。その結果ますます「伝説」の信憑性が増すという悪循環を引き起こすことになる。

多くの場合はハリケーンなどの悪天候時に起こったものや操縦ミス、計器の確認ミスであり、船や飛行機などの遭難件数が他の一般的な海域よりも多いという事実はない。この地域はハリケーンや霧の多発地帯として有名であり、また周辺に目印となる島や構造物も無いため遭難しても救助されにくい。特にこの海域は強力なメキシコ湾流が流れており、短時間で航空機や船舶の残骸が遠くに流されるという事も考えられる。

一例として、1945年12月5日にアメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機が訓練飛行中に消息を絶った事件について、このエピソードの紹介の際に語られることが多い、「どっちが西かも分からない。何もかもが変だ……方向が掴めない。海さえ普通じゃない」、「白い水に突入」などの隊員の台詞は、実際の通信記録には存在しない[7]。また当日(1945年12月5日)午後7時4分にマイアミ管制塔の管制官が「FT……FT……」という内容の遠い、はるかに遠い、かすかな無電を傍受していて、『FT』はこの消息を絶った5機のコールサインであり、しかも傍受されたのは燃料切れになった筈の時刻から2時間も経っていたとする話もあるが、午後7時半~8時位までは飛行出来るだけの燃料を積んでおり、この時点では燃料切れは起こしておらず、通信記録からこれは訓練生のボッシ少尉(コールサイン:FT3)から飛行教官のテイラー中尉(コールサイン:FT28)への呼びかけであることが分かっている。

 

ブラックホール説

バミューダ海域には宇宙で見られるようなブラックホールが密かに存在し異世界と通じていて、それに飲み込まれてしまうと戻れなくなるのだろうという説。確かに残骸が残ることはないだろうが、そもそも周囲の海水はおろか大気すらも際限なく吸い込まれてしまうと考えられるため、少なくとも現代の科学で証明できるような証拠は存在していない。

 

宇宙人説

宇宙人がUFOを使い、航空機や船舶そのものや乗客・乗員をさらったという説もUFOブームが起きた1940年代後半以降一時盛んに取り沙汰されていたが、これを証明するような証拠が何もない上に、もし本当に宇宙人やUFOが実存していたとしても、なぜこの場所を選んでさらう必要があるのか証明されていないばかりか、さらわれたはずの航空機の残骸と搭乗員の遺体が発見されるなど、辻褄が合わないことがほとんどである。オーストラリアのムービー・ワールド(ワーナー・ブラザース)のアトラクションで再現されている。

 

メタンハイドレート説

リチャード・マッカイバー博士により唱えられ、また、オーストラリアのメルボルンにあるモナシュ大学ジョセフ・モナガン教授、学生デヴィッド・メイによって2003年9月にアメリカの物理学雑誌に発表された説である。

  • 船舶の沈没 – メタンハイドレートによってメタンの泡が大量に瞬時に発生しそれによって船の浮力を失わせる(海水とは密度が異なるので)。海中で爆発が起き、大きな穴が開きそれで、船が吸い込まれる。
  • 航空機の墜落 – エンジンがメタンを吸い込み酸欠によって不完全燃焼を起こし、出力低下から揚力を失い墜落する。この現象はレシプロ、タービン共説明可能。爆発が起きたときに電磁波を発するため、それでレーダーやコンパスがおかしくなり、制御不能となり、墜落。
  • 航空機や船舶の残骸が発見されない理由 – 航空機や船舶の残骸が発見されない理由はメタンガスの放出により舞い上がった土砂が放出が止む際に沈んだ残骸の上に堆積してしまうため残骸が発見されないとも考えられている。強い海流によっても流されてしまうため。
  • バミューダトライアングルでメタンガスが発生する理由 – この海域は世界でも最大級の暖流が流れ込んでおり、メタンハイドレートは多少の水温の変化でメタンガスを放出するので、この暖流によってメタンガスが放出されやすいとも考えられる。

しかし、実際には航空機や船舶の残骸が発見されているほか、メタンハイドレートが発生したことと遭難の因果関係を証明する事案は1件も確認されていない。だが、コンパスがおかしくなったりすることはある。

 

マイクロバースト説

冷気の塊が海面に落下し、バースト(破裂)したように強風を引き起こす現象という説。これは従来のレーダーに捉えられず、短期間で収まるため、消滅事件の原因として注目された。ただし、マイクロバーストは低空でしか発生しないため、高空を飛行する飛行機で事故が発生する理由は説明できない。

 

 

生存者によって明かされたバミューダトライアングルに関する真実

 

 

もっとも恐ろしいバミューダトライアングル5つの失踪事件

 

 

 

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