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3月3日今日は何の日?:金魚の日

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日本鑑賞魚振興会が制定。江戸時代、雛祭りの時に金魚を一緒に飾る習慣があったことに由来する。

キンギョ(金魚)は、コイ科フナ属で、フナの突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚で、さまざまな色や形の金魚が作り出されている。飼育が容易であるため、観賞魚として世界中で親しまれている。原産地は中国。学名「Carassius auratus」の「Carassius」は「フナ属」、「auratus」はラテン語で「金色の」という意味。

日本には室町時代に中国から伝来し、江戸時代から養殖が盛んに行われるようになり、金魚すくいなどにより庶民の間に広まった。キンギョの三大養殖地は、奈良県の大和郡山、愛知県の弥富、東京都の江戸川で、他にも熊本県の長洲、埼玉県の加須などが有名。俳句においては夏の季語となっている。

 

金魚

キンギョ金魚、学名: Carassius auratus)は、フナの突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚。飼育が容易であるため、世界中で親しまれている。

原産地は中国。中国のフナ(鯽、チイ)の突然変異種であるヒブナを改良したものである。初めて学名をつけたスウェーデンの生物学者カール・フォン・リンネは、キンギョをフナではなくコイの仲間とみなし、Cyprinus auratus Linnaeus, 1758と命名している(auratusはラテン語で「金色の」という意味)。近年、DNA分析の結果ギベリオブナ Carassius gibelio (Bloch, 1782)が直接の先祖にあたることが判明した。そのため、本来記載年の古いCarassius auratusが先取権の原理によりギベリオブナの学名になるはずだが、Opinion 2027によりギベリオブナの学名はCarassius gibelioのままとなった。

淡水性で、主に藻や水草を食べる。卵生で水中の植物に産卵する。通常30センチメートル程度まで成長する。寿命は10年-15年(ギネス記録は43年、非公式で45年)。品種改良により、様々な色・形態の金魚が作り出されている。

品種

金魚はその祖先であるフナと同じく、染色体が倍化した四倍体性であるため、遺伝的変異を起こしやすい。この特徴を利用して人為的に様々な品種が作りだされてきた。比較的フナの体型に近い和金、ずんぐりした体に長いひれを持つ琉金、眼球が左右に飛び出した出目金などは、日本では明治時代までに輸入された移入種であり、古くから親しまれてきたものである。これらを品種改良して、黒い斑点のある東錦、背びれがなく頭部に瘤をもつ蘭鋳、短い体に長いひれ、頭に瘤があるオランダ獅子頭などが様々な品種がつくられた。愛知県産の地金、高知県産の土佐金、島根県産の出雲南金などは各県の指定天然記念物となっている。2015年時点、日本観賞魚振興事業協同組合が認定している日本産の品種だけでも33種あり、認定の可能性のある品種を含めると50種類にもなる。これらにさらに明治以降に中国から輸入された水泡眼、アメリカから輸入されたコメットなどが加わる。

このように金魚の色・形態は品種によって大きく異なっているが、いずれの品種も分類学上はすべてCyprinus auratusとして扱われる。品種改良された金魚は自然の中での生存競争に向かず、フナの色や形に先祖返りしてしまう傾向があるため、品種を保つには意識的な維持・管理が不可欠となる。なお原産地の中国では、草種金魚(フナに近いもの)、文種金魚(尾が開いたもの)、蛋種金魚(背びれがなくなったもの)といった呼称はあるものの、日本のように品種といった明確なくくりはなく、品種よりも個体ごとの変異や特徴を楽しむ傾向がある。

日本での歴史

日本では鎌倉時代にはその存在が知られていたが、金魚そのものは室町時代に中国の明から伝来した。後述の『金魚養玩草(きんぎょそだてぐさ)』によれば、文亀2年(1502年)に和泉国堺(現在の大阪府堺市)に渡来したとある。ただ当時はまだ飼育方法や養殖技術等が伝わっておらず、定着には至らなかった。

江戸時代に大々的に養殖が始まったが、その初期においてはまだまだ奢侈品であった。江戸前期、大坂の豪商である淀屋辰五郎は、天井にとりつけた舶来物のガラス製の大きな水槽の中に金魚を泳がせ、下から眺めることにより暑気払いをしたと伝えられている。江戸中期にはメダカとともに庶民の愛玩物として広まり、金魚売りや金魚すくいなどの販売形態も成立した。俳句においては夏の季語となっている。

金魚愛好が広まったのは、延享5年(1748年)に出版された金魚飼育書である安達喜之『金魚養玩草』の影響が大きいといわれている。ただ当時は現代のような飼育設備もなかったために、屋敷に池を持っているような武士・豪農・豪商でもなければ金魚を長く生かし続けることは不可能で、庶民は金魚玉と呼ばれるガラス製の球体の入れ物に金魚を入れ軒下に吊るして愉しんだり、たらいや陶器・火鉢などに水を張って飼育したりしたようである。ガラスが普及する前は桶などに入れていたため、金魚を上から見た見た目が重要視された。

化政文化期には現在の三大養殖地で大量生産・流通体制が確立し、金魚の価格も下がったことから本格的な金魚飼育が庶民に普及する。品評会が催されるようになったほか、水槽や水草が販売され始めるなど飼育用具の充実も見られた。このころには歌川国芳の戯画「金魚づくし」(天保年間)をはじめ、当時の浮世絵や日本画の画題としても広く取り上げられている。幕末には金魚飼育ブームが起こり、開国後日本にやってきた外国人の手記には、庶民の長屋の軒先に置かれた水槽で金魚が飼育されているといった話や金魚の絵などが多く見られる。

明治維新後、ヨーロッパの「愛玩動物(ペット)」の概念が持ち込まれ、犬や猫とともに家庭において愛玩用に飼育される典型的な動物の一つとなった。学校の池などでの飼育も始まり、また明治時代から大正時代にかけて庶民の生活が次第に豊かになると、キンギョの需要も多様化し、中国からの移入や新品種の作出なども盛んになった。太平洋戦争中は「金魚を飼っている家には爆弾が落ちない」という流言が東京中に拡がり、人々は争って金魚を求めた。しかし戦争中であり、生きた金魚の入手は不可能に近く、陶器で作られた金魚のおもちゃが飛ぶように売れたという。一般に流通する品種も増え、第二次世界大戦後は理科の教材として取り上げられ更に普及した。現在も縁日や夜店の金魚すくいなどを通じて日本人には馴染み深い。

現代では各地に金魚の養殖産地がある。愛知県の弥富市(弥富金魚)、奈良県の大和郡山市、東京都の江戸川下流域が三大養殖地として知られており、他にも山形県、熊本県玉名郡長洲町などが有名である。三大養殖地のうち江戸川下流域は近年、埼玉県北部及び茨城県南部へ養魚池を移す業者が増えている。東京都東側のベッドタウンとして宅地開発が進んだためで、江戸川区の金魚養殖業者は2018年時点で2軒を残すのみである。このほか各地に美しい魚体の保存・鑑賞を目的とした、愛好会・保存会が多数存在する。奈良県では2012年にアユやアマゴと合わせて「県のさかな」に指定された。

 

 

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