4月7日今日は何の日?:世界保健デー
世界保健機関(World Health Organization:WHO)が制定。国際デーの一つ。英語表記は「World Health Day」。
1948年(昭和23年)のこの日、WHOが設立された。本部はスイス・ジュネーヴ。この国際デーは、WHOの発足を記念したもので、世界規模で健康への関心を高めることを目的としている。
WHOは世界保健機関憲章によって設立された国連の専門機関で、WHOの活動は「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的としている。その目的のために、伝染病の撲滅や公衆衛生の向上、麻薬取り扱いに関する規制の確立、エイズ問題への取り組みなど様々な活動を行っている。
毎年、国際保健に関する重要性の高いテーマを掲げ、この日を中心に、世界各国でそのテーマに沿った様々なイベントが実施される。日本WHO協会では、WHOの定めたテーマにちなんで中学生から作文を募集するなど、健康への関心を高めてもらう取り組みを行っている。
世界保健機関の活動内容
- 世界保健機関憲章第1条「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とする。
- 情報の収集公開や国際基準の設定(国際疾病分類(ICD)の作成など)。
- 多国間協力の推進。
- 災害時緊急対策。
- 感染症対策(痘瘡根絶、拡大予防接種対策)。
- 都市に住む人の健康を守り、生活の質を向上させるため、WHO健康都市に対する取り組みの推進。
WHO: Bringing health to life