アーモンドミルクの魅力について情報発信を行っているアーモンドミルク研究会が制定。
日付はアーモンドミルクの原材料であるアーモンドが5月下旬から実がなり始めることと、「30」を「実(み=3)が丸く(〇=0)なる」と読む語呂合わせなどから。ビタミンEや食物繊維を豊富に含む健康飲料のアーモンドミルクの認知度を高め、アーモンドミルクの良さをより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
アーモンドミルクについて
アーモンドミルクは、水に浸したアーモンドをミキサーなどで細かく砕き、ガーゼなどでかすを濾(こ)した飲料である。原料がアーモンドと水からなる植物性飲料で、名前に「ミルク」とあるが牛乳は入っていない。
牛乳、豆乳に次ぐ「第3のミルク」としてライスミルクとともに注目されている。アーモンドミルクは、牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロのヘルシーな飲み物で、ダイエットや美容にも効果的とされている。また、アーモンドミルクは液状のため、粒のアーモンドより栄養素を吸収しやすいという特徴がある。
アーモンドミルクの効果
便通が良くなる
アーモンドミルク100mlあたりには、食物繊維が0.2g含まれています。
食物繊維は便の量を増やす作用があり、便秘対策に欠かせない栄養素です。また、腸内細菌を増やす作用があるため、腸内環境を整えるのにも役立ちます。
食物繊維は、一般的な日本人の食生活において不足しやすい傾向にあります。アーモンドミルクを飲むことで、無理なく食物繊維の摂取量を増やせます。
抗酸化作用
アーモンドミルク1杯(200ml)あたりには、ビタミンEが12.7mg含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があり、老化や免疫力の低下の原因となる「活性酸素」のはたらきを抑えます。
また、ビタミンEは、細胞内において「過酸化脂質」の生成を抑える作用があります。過酸化脂質は皮膚細胞を傷つけ、シワや色素沈着を引き起こすおそれが。ビタミンEは健康的な肌を保ちたい方におすすめの栄養素です。
血流を良くする
アーモンドミルクに多く含まれるビタミンEには、末梢血管を拡張する作用があります。血流が促されるため、手足の冷え対策に役立ちますよ。
ビタミンEが不足すると血行が悪くなり、冷えやすくなるほか、肩こりや頭痛の原因となります。アーモンドミルクやナッツ類などのビタミンEが豊富な食品を摂り、対策しましょう。
コレステロールの上昇を抑える
アーモンドミルクには、不飽和脂肪酸の一種である「オレイン酸」が多く含まれています。オレイン酸は体内で合成できないため、食品から摂る必要がある栄養素です。血中のLDLコレステロールを下げる作用があります。
オレイン酸を高温で加熱すると、老化を引き起こす「過酸化脂質」となるおそれが。アーモンドミルクはそのまま飲めるため、効率よく栄養を摂れますよ。
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