1962年(昭和37年)の5月10日、「住居表示に関する法律」が施行された。
街区表示板とは、住居表示を実施している地域に設置されている、街区(所在地;「○○町○○丁目」など)が記載された細長いプレートのことである。主に電信柱や建物の壁面などに付けられている。「住居表示に関する法律」により、住居表示を実施している地方自治体(市区町村)において設置が義務づけられた。
街区表示板のサイズや色は、地方自治体によって異なるが、縦に細長いプレートで、市区町村で色を統一しているものが一般的である。また、ローマ字が併記されているものが多く見られるほか、地図が記載されているものもある。
街区表示板とは
街区表示板(がいくひょうじばん)とは、日本の市区町村における住居表示を実施している区域で、街区を表示している細長いプレートのことをいう。街区符号板、または町名板とも呼ばれている。主に電信柱や家の塀などに付いている。住居表示に関する法律により、住居表示を実施した市町村(特別区を含む)に設置が義務づけられている。
住居表示を実施していない区域でも街区符号のない町名・地番(△△一丁目○○番地など)を記した表示板が設置されることがあり、町名(大字名)表示板(または地番表示板)などと呼ばれるが、こちらについても街区表示板と呼称している自治体もある(例・さいたま市)。街区表示板とは異なり設置義務はなく、地方自治体が設置するほかライオンズクラブなどの慈善団体が地方自治体に寄贈する、あるいは企業が広告を兼ねて設置する例もみられる。他には自動販売機にも設置場所のステッカーが貼りつけられている。
街区表示板は住居表示を実施している区域において、区域内の「町または字の名称」および「街区符号」(あるいは「道路の名称」)などを記載した表示板である。住居表示に関する法律に基づき、地方自治体(市区町村)に設置が義務づけられている。
多くの場合、縦に細長い形状を有する金属あるいはプラスチック製の板(プレート)であり、濃い色の地に白または黒で記載事項が書かれており、建物の壁面や家屋の塀、電柱などに固定されて表示されている。
港区(東京都) 住居表示板全集