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8月7日今日は何の日?:バナナの日

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日本バナナ輸入組合が制定。

日付は「バ(8)ナナ(7)」と読む語呂合わせから。果物で一番の輸入量を誇り、健康にも良いバナナを食べて暑い夏を元気に乗り切ってもらいたいとの思いと、バナナの消費拡大が目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

バナナは、東南アジアの熱帯地域が原産で、生食用と料理用に分かれ、300種類以上あると言われている。現在では「種なしバナナ」が一般に販売されているが、フィリピンやマレーシアなどでは野生の「種ありバナナ」が残っており、現地の人は食べているとのこと。

 

バナナの歴史

パプア・ニューギニア高地のワギ渓谷にあるクック遺跡での発掘によって、オーストロネシア人の到来以前の完新世前期にオーストラリムサ(Australimusa)というニューギニア在来種が人の手によって栽培されていたいくつかの証拠が見つかっている。 東南アジアからニューギニアにかけての地域で栽培化されたバナナは、マレー・ポリネシア系民族が太平洋の島々に移住していくに連れて、それらの島々にも広がっていった。

また、西のインドにも栽培化から日を置かず伝播していった。このため、東南アジアからインドにかけての地域においては現在の主要品種以外にも多くの種類のバナナが存在している。東南アジアにおいては、より安定し貯蔵性にも優れたうえ収穫量も高いイネという植物が出現したため、原産地であるにもかかわらずバナナの重要性は限定的なものとなった。一方、伝播した先のオセアニアやアフリカにおいてはバナナをしのぐ栽培植物が出現しなかったため主要な食糧のひとつとなり、非常に重要な地位を占めることとなった。

ダン・コッペル著『バナナの世界史』 によると、古代のインド以西の中東地域において、バナナはイチジクと呼ばれていた。マケドニア人のアレクサンドロス3世はインド遠征でバナナを見た時、これをイチジクと記したとされる。また、アラビア語で書かれた『コーラン』(イスラム教の聖典)に出てくる楽園の禁断の果実「talh」はバナナと考えられており、ヘブライ語『聖書』では禁断の果実は「エバのイチジク」と書かれているとされる。このことから、実は『創世記』に出てくる知恵の樹の実は、通説のイチジクではなくバナナであったとする仮説がある。なお知恵の樹の実をリンゴとする俗説はこれより後世の誤訳に由来する。確かなことは、リンゴは寒冷な中央アジア原産とされ、エデンの園があったとされるペルシャ湾岸では育たないということである。

一方、西のアフリカ大陸にも、マレー系民族の移住したマダガスカルやアフリカ大陸東岸から紀元前後にバナナが伝播した。バナナは熱帯雨林でも栽培ができ、それまでの主作物であったヤムイモに比べて手間もかからず収量も多いため、コンゴ盆地や西アフリカの熱帯雨林地域に急速に広がっていった。コンゴ盆地には5世紀に到達し、これによって熱帯雨林に農耕民が展開することが可能になり、さらに余剰を生み出すことで人口が増加し、交易や文化が発達していった。

大航海時代、アメリカ大陸がヨーロッパ人により”発見”されて移民が始まると、1516年にスペイン領カナリア諸島からカリブ海のイスパニョーラ島にバナナが導入された。奴隷貿易によってアメリカに移住させられた奴隷の故郷はバナナ生産地域であり、彼らによってバナナはカリブ海や中南米の熱帯地域へと広まった。

 

バナナの効果効能

カラダを作るのに大切な栄養

カラダを作る大切な栄養素(3大栄養素)は炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂質です。それぞれバランスよく毎日の生活で摂ることが一番大切ですね。偏った食生活では健康で楽しい毎日は過ごせなくなってしまいます。毎日ちょっとずつでもいいので栄養のこと考えてみましょう。バナナは非常にバランスの良い食べ物です。

バナナは意外とカロリーが低い

バナナ一本で約86キロカロリーです。ご飯だとお茶椀半分、6枚切りの食パン半分(何もつけない)と同じです。栄養バランスに優れたバナナは案外低カロリーなんです。果物の糖質はエネルギーに変わりやすく、糖質の吸収が緩やかなので主食代わりにという方が多いのも納得ですね。

バナナの「自然な甘さ」はカラダに必要!

バナナの糖質は、ブドウ糖、果糖、ショ糖などいろいろな種類を含んでいます。ブドウ糖はすぐに脳のエネルギー源となります。疲れている時や朝にブドウ糖を摂ると頭がすっきりとするのはこのことからです。果糖はバナナの糖質の中でもっとも多く含まれていて、血糖を上げにくく緩やかに体内に吸収される性質があります。果糖を多く含むバナナが太りにくいカラダを作ると言われるのはこのことからです。ショ糖はブドウ糖と果糖からなっています。いずれも自然な糖質はカラダに必要なんです。

バナナはダイエットの強い味方

バナナはいろいろな種類の糖を含み、それぞれ体内に吸収される速度が違います。すべての糖が体内へ吸収されるまでに時間がかかる為、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪を溜め込むことを防ぎ肥満を予防します。ダイエットの強い味方と言われるのはそのためです。

食物繊維やビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ美容にも嬉しいバナナ

美肌効果・貧血予防・むくみ解消・代謝アップ・便秘予防などのビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれているので美容にも嬉しい!

バナナは運動前と運動後の強い味方!

バナナの糖質は20分程度で消化するため、運動する30分前に食べることをお勧めします。速やかにエネルギーに変わる糖質から順番に使われ、持続的なエネルギ―源となります。また、運動後30分以内に食べると筋肉を補修し、疲労回復に効果があると言われています。運動するときに糖質が不足するとエネルギー不足で十分な効果が得られません。しっかりと適正な糖質を摂りましょう。

朝の目覚めと安眠を助け、一日のリズムを作るバナナ

バナナってどんな時に食べていますか?朝の場合、忙しい朝はエネルギーにすぐに変わり持続する特徴があるので、一日のスタートにはもってこいですね。夜に食べると安眠効果も期待出来ます。質の良い睡眠はダイエットにも効果があると言われています。栄養バランスの優れたバナナをデザート・間食として摂るのもいいですね。

 

1日にバナナ2本。あなたの体の変化を実感してみて!

 

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