東京都港区東新橋に本社を置き、ニュージーランド産キウイフルーツの輸入・製品管理・マーケティング活動などを行うゼスプリ インターナショナルジャパン株式会社が制定。
日付は「キュー(9)イ(1)」と読む語呂合わせから。キウイフルーツの消費拡大が目的。また、「元気フルーツ」と呼ばれるキウイを食べて多くの人に健康になってもらいたいとの想いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社はゴールドキウイフルーツを贈る日として5月14日を「ゴールドデー」に、そのお返しとしてグリーンキウイフルーツを贈る日として9月14日を「グリーンデー」に制定している。
キウイについて
キウイフルーツ(kiwifruit)は、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実である。様々な大きさや色のキウイフルーツがある。
1906年(明治39年)にニュージーランドが新しい果樹のキウイフルーツとして、中国原産のオニマタタビの品種改良に成功、1934年(昭和9年)頃から商業栽培を開始し、世界各国で食べられるようになった。
「キウイフルーツ」という名称は、ニュージーランドからアメリカへ輸出されるようになった際、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キーウィ(kiwi)」に因んで1959年(昭和34年)に命名された。ただし、果実と鳥の見た目の類似性から命名された訳ではない。
ゼスプリのキウイフルーツには、果肉が緑色のタイプと黄色のタイプがある。グリーンキウイは、バランスのとれた甘みと酸味で食物繊維が豊富。サンゴールドキウイは、トロピカルな風味を持ち、甘みが強く、ビタミンCが豊富。食べ頃は少し柔らかいと感じるくらいが熟していて美味しい。夏の暑さで疲れがたまっている体や、弱った肌を癒してくれる。
- 生食 – 熟した果実の皮を剥くか、半分に切りスプーンなどで果肉を抉るかして、食用にする。サラダ、デザートなどへの利用もされる。
- ゼリー – キウイフルーツにはタンパク質分解酵素「アクチニジン」が含んであり、ゼラチン使用の場合は生のままの使用は、固まらず不向きである。アクチニジンは熱・酸・アルカリに弱く、ジャムやシロップ煮など加熱処理したものには、分解する働きは無い。また、アクチニジンの含有量が少ない品種もあり、それらは生のまま使用可能である。また、寒天でも代用できる。
- ジャム – 砂糖を加えて煮て作る。もっと煮詰めて羊羹のような菓子にする例もある。
- 乾燥品 – スライスして凍結乾燥させた食品もある。
- 酒 – 醸造原料として利用しワインなどが作られている。
常温よりも冷蔵庫、氷水で冷やして食べると、より美味しくなる。
キウイの8つの重要な栄養素
ビタミンC:美と健康に欠かせないけれど、貯めておけないビタミンC
キウイなら、1個でなんとレモン8個分以上*、1日の推奨摂取量の100%ものビタミンCがとれます。
ビタミンCは、肌サイクルやエイジングケアに役立つ栄養素。どの年代もしっかりとりたいもの。コラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の過剰生成を抑えたり、体をサビつかせる酸化物質が悪さをするのを防いだり、免疫機能を維持したりと、体のあちこちで活躍してくれるからです。また疲労の軽減にも役立つという役割も。でも、体の中に貯めておけず、加熱すると壊れてしまうという特徴があり、毎日、新鮮な果物や野菜からとる必要があります。キウイフルーツ
食物繊維:お腹を整え、糖の吸収をおだやかにする2つの食物繊維
キウイの食物繊維はバナナ3本分。
腸内環境を整えることは健康の基本で、免疫機能の維持にも関わります。でも、野菜の摂取量が低い現代人は食物繊維が不足しがち。1日成人男性20g、成人女性18gが食物繊維の摂取目標ですが、2016年の「国民健康・栄養調査」によると平均14.5gしかとれていません。摂取量をどう増やすかが生活習慣病の予防にも影響しています。また、子どもの成長にもおなかの調子は大切と言われています。ゼスプリ・グリーンキウイなら、可食部100g当たり3gもの食物繊維をとることができます。これは他の果物に比べてもトップクラスの含有量です。
食物繊維は2種類あり、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維です。水溶性は、善玉菌のエサになることで腸内環境を整える他、糖質の吸収をゆるやかにして食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。一方、不溶性食物繊維は便のカサを増やすことで、腸内環境を整えることに役立つます。実は、キウイフルーツにはどちらも含まれています。
カリウム:生活習慣が気になてる人は積極的にとかのりたんいミネラル、カリウム
高血圧は生活習慣との関係も深い病気。塩分のとりすぎが要因の1つに考えられています。塩分であるナトリウムはカリウムとシーソーの関係にあり、カリウムをしっかりとると、過剰なナトリウムが体から排出されやすくなることが分かっています。それ、高血圧予防にはナトリウムをとりすぎない一方で、カリウムも1日当たり成人男性は3000mg以上、成人女性は2600mg以上をとる食生活が数式れます。ゼスプリ・グリーンキウイはカリウムが果物の中でもトップクラスで、約301mg(可食部100g当たり)が含まれています。毎日の食卓に加えれば、カリウムの摂取量の増加に役立つます。
葉酸:細胞に働き、造血ビタミンとも呼ばれ、妊活に欠かせない葉酸
葉酸は細胞の分化に働くため、胎児の正常な発育に欠かせないビタミンの1つです。また、正常な造血機能を保つためにも必要な栄養素で、不足すると貧血や神経障害が起きるリスクが高まることが分かっています。成人の葉酸摂取量の1日当たりの推奨量は240μg。妊娠期・授乳期は必要量が増え、妊婦は2倍の480μgを、授乳婦は340μgをとることが推奨されている葉酸は果物や緑黄色野菜などさまざまな食品に含まれ、ゼスプリ・グリーンキウイには38μg、ゼスプリ・サンゴールドキウイには31μg含まれています。葉酸は調理で失われやすいので、そのままで食べますられるキウイフルーツがおすすめです。
ビタミンE:毎日の元気にうれしい働き。抗酸化作用を持つビタミンE
キウイのビタミンEはリンゴ7個分、ビタミンCはレモン8個分以上
ビタミンEは抗酸化作用の高いビタミンの代表格で、血行を促す働きもあります。水洗いや加熱による損失が少ない脂溶性ビタミンです。しかも、ビタミンCやビタミンEが一緒にあると、相互作用で抗酸化力がアップします。ゼスプリ・サンゴールドキウイなら、1.4mgものビタミンEが含まれています。ビタミンCとEが一緒にとれるのは、毎日の元気にとってうれしいポイントです。
アクチニジン:たんぱく質を分解し、消化をたすける自然の酵素、アクチニジン
キウイフルーツ特有の成分がアクチニジンです。たんぱく質の分解酵素で、グリーンキウイから見つかったことから、キウイフルーツの属名である「アクチニア」にちなんで名づけられました。アクチニジンの一番の特徴はたんぱく質の分解を促す働きがあることです。そのため、肉や魚のたんぱく質が分解されやすくなり、その結果、小腸での吸収力がアップする可能性が期待されています。アクチニジンはキウイフルーツの中でも果肉が緑色のタイプに豊富に含まれています。
ポリフェノール:抗酸化作用で注目さんくれてる
フィトケミカル、ポリフェノール
ポリフェノールはビタミンCやビタミンEと同じく、強力な抗酸化作用を持っています。体内で過剰に生成された活性酸素を除去する働きがあり、今注目の「フィトケミカル」の1つで健康維持などへの研究が進められています。キウイフルーツには、ポリフェノールもしっかり含まれています。
有機酸:果物の多くに含まれ、疲労回復をサポートするといわれる有機酸
酸味を作り出す有機酸は、筋肉を使うときに作られる乳酸の生成を抑えたり、鉄の吸収を高めたりする働きがあります。そのため、有機酸をとると疲労回復や貧血予防に役立つと言われていさわやかな酸味を持つキウイフルーツには、キナ酸やクエン酸、リンゴ酸などの有機酸も含まれているので、疲れたときやスポーツ後の回復時に食べるのもおすすめです。
夜寝る前にキウイフルーツを1個食べると痩せて美肌に?便秘やダイエットに効果的な食べ方とは?