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6月10日今日は何の日?:ミルクキャラメルの日

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東京都港区芝に本社を置き、キャラメル等の菓子や食品、冷菓などを製造・販売する森永製菓株式会社が2000年(平成12年)3月に制定。

1913年(大正2年)の6月10日、森永製菓から「森永ミルクキャラメル」が発売された。それまでは1899年(明治32年)の創業以来「キャラメル」とだけ記載して販売していた。

この日は「ミルクキャラメル」を通じ、懐かしい思い出を語り合う日としている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

発売当初の森永ミルクキャラメルはバラ売りで、1粒5厘だった。また、高温多湿の日本の気候に合わずキャラメルが溶けてしまうという性質から、創業者の森永太一郎(もりなが たいちろう、1865~1937年)が改良を重ね、翌1914年(大正3年)、20粒入り10銭の箱に入った携帯用のミルクキャラメルを発売した。

現在では、良質の原料をじっくり煮詰めて作られ、伝統の味を楽しめる「ミルクキャラメル」のほかに、北海道富良野産のメロンを使用した「メロンミルクキャラメル」や、北海道十勝産あずきのあんを使った「あずきキャラメル」などの商品がある。

 

歴史

キャラメルの販売自体は森永製菓の前身の森永西洋菓子製造所が1899年(明治32年)に創業した頃から行われてきたが、現在の商品名になったのは1913年(大正2年)6月10日からである。発売当初、高温多湿の日本の気候に合わずキャラメルが溶けてしまうという性質から、森永太一郎が改良を重ね、1914年(大正3年)、携帯用のミルクキャラメルが発売される。

初期はブリキ缶1斤に1粒5厘のばら売りで販売されていたが、容器代などに経費がかかり、高級菓子となってしまったため、その後、現在まで続く黄色い図案の紙容器となった。大正末期から昭和20年代にかけては帯封をしていたが、その後廃止された。

1935年(昭和10年)から第二次世界大戦終戦までは帯に「祈武運長久」の文字が入れられていたり、またブリキ缶による慰問用のミルクキャラメルが発売されたりと、戦時色の濃いものもあった。

森永製菓の全商品中、現在も唯一昔のエンゼルマークを使用している。なお、箱入り商品は箱内部の舟と呼ばれるキャラメルを乗せている部分の裏側に「懐かしの風景」というコーナーが印刷され、大正・昭和時代の世相や懐かしの遊びを挿絵とともに紹介していた(現在は終了)。

 

包装図案

表側は黄色地に、帯をイメージした紐などの線画が描かれ、黒地枠にエンゼルマークと「森永」、縦書きに「ミルクキヤラメル」とあり、両サイドに「滋養豊富」「風味絶佳」の筆文字がある。裏側には「森永謹製」と記されている。また、下部分は「登録商標 第四四九二八三号」と記されている。

基本図案は原則として変更することができない。ただし、アクセントとして特別表示をつけることがある。「大粒」(149g箱・18粒入)の場合は箱左下に大粒と表示している。2009年(平成21年)秋頃より、包装上記の「森永ミルクキヤラメル」のロゴが太字で「森永キヤラメル」のロゴに変更され、更に誕生100周年を迎えた2013年夏以降の出荷分より箱12粒入(58g)包装のみ、上記の「森永キヤラメル」のロゴが「森永ミルクキヤラメル SINCE 1913」のロゴに変更された。

なお、1962年(昭和37年)から1970年代中期にかけて、アメリカ人デザイナーのウォルター・ランドーによる新図案の厚型のものが発売されたことがある。しかし、消費者が選んだのは慣れ親しんだ旧基調図案もので、その後も現在まで後述する「森永塩キャラメル」を除き、ほぼ旧基調図案で統一されている。

2014年10月1日にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞している。

 

 

懐かしCM 森永ミルクキャラメル 1954年

 

 

 

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なぐ:50代のおじさんです。
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