大阪府大阪市中央区に事務局を置き、ナットウキナーゼ・ビタミンK2・納豆菌など、納豆由来の機能物質の科学的情報や安全性などの情報を発信する日本ナットウキナーゼ協会(JNKA)が制定。
日付は寒い時期に血栓が出来やすいことから「大寒」になることが多い1月20日を記念日とした。また、20日を「2(ツ)0(マル)」(詰まる)と読む語呂合わせにも由来する。納豆に含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」が血栓を溶解し、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があることをアピールすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本の健康を支えてきた伝統食品である納豆。この納豆のネバネバ部分に「ナットウキナーゼ」が含まれ、血栓の素となるタンパク質であるフィブリンを分解してくれる。血栓は深夜から早朝にかけて出来やすいため、「ナットウキナーゼ」を摂取する時間帯は夕食後や寝る前がよいと考えられている。
血栓
血栓(けっせん)とは、血管内において形成される凝血塊。血栓によって生じる病態を総称して血栓症という。
正常な状態では血液の凝固の促進が体内で調節されており、出血時に血栓を形成して止血される。止血が完了し障害された部位が修復されると血栓は消える。これを線溶作用と言う。しかし、何らかの理由で血液成分や血流に変化を生じると血栓症を発症することがある。血栓が肥厚し血管を塞ぐことにより、血栓が出来た下位の部位で虚血や梗塞が引き起こされる。また、血栓がはがれて血管内の別の場所に移行して血管をふさぐことを血栓塞栓症という。
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼ(nattokinase)は、納豆に含有される酵素タンパク質の一種である。線維素(血栓の主成分フィブリン)溶解作用がある。須見洋行らにより1980年に発見、命名された。以前の呼び方はサブチリシンNAT(Subtilisin NAT)。ナットウキナーゼは、枯草菌の亜種であるBacillus subtilis natto(納豆菌)が体外に分泌する酵素である。大豆を発酵させる納豆の生産過程で産生される。
血栓の予防効果があることで知られ、経口摂取しても血栓溶解能が維持される事が報告されている。
納豆の効果・効能
心筋梗塞や脳梗塞を予防
納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かす効果があります。これは病院で使われる血栓溶解剤の点滴と同じくらいの作用を持つといわれています。継続して食べることで、血栓を溶かす作用はさらに向上します。それにより、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症の予防につながります。
骨粗しょう症予防
納豆に含まれるビタミンK2は、骨粗しょう症を予防します。納豆ほどビタミンK2を含む食品はないといわれており、納豆の消費量が多い都道府県は、骨折率が低いとの報告もあります。加齢やダイエット、女性ホルモンの低下によって骨密度は減少するので、納豆を食べて防ぎましょう。
記憶力アップ!
納豆の原料である大豆に多く含まれている「レシチン」は、神経伝達物質を生成する働きがあり、記憶力を高める効果が期待できます。特に、短期記憶において効果を発揮します。試験の前に食べることで成績アップも望めるかもしれません。最近物忘れが気になるという方にもおすすめです。
花粉症などのアレルギー抑制作用
納豆のネバネバに含まれる「レバン」にはアレルギー抑制作用があるため、花粉症や気管支喘息、じんましんなどのアレルギーに効果的です。
免疫力アップ
納豆菌には整腸作用があります。腸は、体の免疫細胞の7割が集まっているといわれるほどの免疫器官なので、腸を整えることで免疫力のアップに繋がります。
アンチエイジング効果
納豆の「ポリアミン」という成分は、肌のハリをよくし、動脈硬化を防ぐなど、アンチエイジングに効果があります。また、納豆には、消化によいタンパク質、アミノ酸、豊富なビタミンB群が含まれます。これらは、肌や髪を作る栄養素なので、美容への効果も期待できます。
血糖値の上昇を抑える
納豆に含まれる食物繊維とビタミンB2は、血糖値の上昇を抑える効果があります。なんとこの効果は、ごはんと組み合わせた場合でも発揮されます!ごはんは糖質なので、血糖値を急上昇させてしまう食品ですが、納豆と組み合わせることで血糖値の上昇を抑えられます。血糖値は急激に上がることで糖分が脂肪に変わりやすくなるため、ダイエットには血糖値を緩やかに上げることが効果的。血糖値の上昇を抑えることは、糖尿病の予防にも効果的です。
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